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レビトラの製造・販売中止を決定

レビトラの製造・販売中止を決定

ここ数年入手がしにくく海外からの個人輸入でも品薄状態で価格が高めのレビトラでしたが、2021年10月についに正式に販売中止が発表されました。

これまでも、2018年から製造・販売の中止、再開を繰り返しておりましたが、バイエル(レビトラのメーカー)からのアナウンスでは不明確ですね。

服用するお薬ですから安全性に問題がないかは非常に興味深い所ですね。

製造・販売の再開と中止を繰り返すレビトラ

▶2018年1月~12月の間、レビトラの製造を中止していたのは、以下のような理由で品質などに影響が考えられる。

<<医療専門誌「フィアース・ファーマ」の取材>>
販売・製造中止の理由はFDA(アメリカ版・厚生労働省)から工場の生産ライン不備が指摘された。
*この工場は浄化処理が不十分であり交差汚染(他の薬品の成分が混じること)のために製品を回収しなければならなかった。

参考:https://www.excite.co.jp/news/article/Weeklyjn_14703/

  バイエルは当初、「安全性や有効性の理由ではなく、海外工場における生産遅延により供給の一時停止」とアナウンスをしておりました。

2019年3月~2020年4月、再度、販売の停止

この間も「海外生産の遅延」としていますが、在庫が無くなり次第供給を再度停止するとアナウンスをしています。

そして、今回(2021年10月)、レビトラの販売中止決定 バイエルよりレビトラの販売中止の発表がありました。在庫が無くなり次第、取り扱いは終了するはずです。

*当店でも、11月時点では在庫の確認ができておりますが、急遽在庫がなくなり提供が出来なくなる可能性があります。在庫状況はメーカー等に確認を致しますが、品切れの場合はご了承ください。

レビトラの有効成分のバルデナフィルの特許は2020年5月に終了していますので、ジェネリック薬品ならば今後も入手も可能ではありますが、今回を気にシアリスやバイアグラへの切り替えもご検討はいがでしょうか。

レビトラの製造再開の可能性

少なくとも今回のレビトラの販売中止は、有効成分の「バルデナフィル」の問題ではないようです。

レビトラの特許保護期間も満了しているので、同成分のジェネリックも安価ですので十分では無いでしょうか?

EDクリニックなどではジェネリックの取扱いがなければ、シアリスかバイアグラの2択となってしまうのは問題です。

当店のような個人輸入代行を利用すればレビトラのジェネリックだけでなく、シアリス系、バイアグラ系の入手もできるので問題はないかと思います。

ですが、それでも「レビトラ」の販売の再開においては、販売元のバイエルも2019年の除草剤「ラウンドアップ」が発がん性により損害賠償に敗訴してから企業体力が低下してきた事と、「もっと儲かる医薬品」の製造・販売と言う事で、当面のレビトラ製造の再開はないと思われます。

今回のアナウンスでも「終了」ではなく「中止」となっていますが、複数のマーカーから安価なジェネリックが販売されている事もあるので、当面の再開の可能性は低いと見ています。

可能性としては他社が商標ライセンスの譲渡を受けるなどの可能性もありますが、ブランド名にこだわりがなければ、同成分、同効果の安価なジェネリックの別のED治療薬の選択肢をお探しください。


参考:

日本・バイエル薬品株式会社(販売中止のお知らせ):https://pharma-navi.bayer.jp/sites/g/files/vrxlpx9646/files/2022-09/LEV_PNS_202209010.pdf

当店でも海外版レビトラも在庫がなくなり次第で終了となります。

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