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  • トップグラフ軟膏(Topgraf Ointment)0.1% 10g/本│アトピー性皮膚炎 GSK社

トップグラフ軟膏(Topgraf Ointment)0.1% 10g/本│アトピー性皮膚炎 GSK社

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内容物(成分)、数量等は同じです。

▶トップグラフ軟膏とは

トップグラフ軟膏は主成分の「タクロリムス」はアトピー性皮膚炎に使用され、ステロイド外用薬と並んで広く使われる外用療法のお薬の1つです。

アトピー系の皮膚の炎症(赤みや腫れ)を引き起こすのは、特定の免疫細胞の活動が起因するため、その活動を抑制する塗り薬としてトップグラフ軟膏が使用できます。
(炎症物質(IL-2)を放出するT細胞の働きを抑える)

トップグラフ軟膏はステロイド剤ではないため、毛細血管拡張・皮膚萎縮といった特有の副作用がないので、手軽に使えます。

本来、 臓器移植後の拒絶反応予防薬として用いられていた、医薬成分「タクロリムス」がアトピー性皮膚炎用の塗り薬としてトップグラフ軟膏が利用されています。

剤として開発発売される以前はステロイド系の外用薬を使用されていましたが、皮膚萎縮や使用中止後のリバウンドなどの副作用が問題になっていました。

トップグラフ軟膏(タクロリムス)の作用機序はステロイドと異なります。

以下のような人がステロイド剤から トップグラフ軟膏へ切り替えられるようです。
①ステロイド軟膏の副作用などの理由で使用を止めていた場合
②ステロイド外用の炎症が治ってから切り替える場合

*特に、 ステロイド軟膏では使用に適さない顔面や首の使用に用いらています。

トップグラフ(タクロリムス)はアトピー治療において第1選択肢のひとつで、外用治療の中で主要な薬剤として位置づけられています。


以下のような症状におススメ アトピー性皮膚炎の方
ステロイド含量がない薬をお探しの方

▶用法 注意事項 等

商品名

トップグラフ軟膏(Topgraf Ointment)0.1% 1本10g

一般名(有効成分名)

Tacrolimus(タクロリムス) 0.1%

効果

皮膚の赤み、腫れ、顔のかゆみ、アトピー性皮膚炎の改善

用法・用量

通常、成人には1日1~2回、適量を患部に塗布します。

2回目は12時間間隔で塗布してください。

1回あたりの塗布量は5gまでになります。

注意事項

万が一、目に入ってしまった場合は、すぐに水で洗い流してください。
誤って多量に塗布してしまった場合は、すぐに水で洗い流すか、濡れタオルできれいに拭き取ってください。
日光照射が強い海水浴やスキー、登山に出かける時は使用しないようにしてください。

以下の部位は体内への吸収量が多いため使用できません。
ジュクジュクした面
やひどい傷口、粘膜、外陰部

以下の部位は原則避けてください。
おでき、にきび、皮膚感染症(単純疱疹、伝染性軟属腫、疣贅、伝染性膿痂疹)

以下の患者属性には注意してください

新生児、乳児、幼児・小児

副作用

主な副作用

皮膚刺激感..灼熱感、ほてり感、ヒリヒリ感、しみる、かゆみ
上記以外の副作用
皮膚そう痒感、皮膚感染症、皮膚細菌性感染症、伝染性膿痂疹、皮膚ウイルス性感染症、皮膚真菌性感染症、皮膚白癬、ざ瘡様皮疹、丘疹、皮膚乾燥、接触性皮膚炎、紅斑、高度の皮膚刺激感が持続、酒さ様皮膚炎、適用部位浮腫、皮膚以外の感染症、上気道炎、リンパ節炎、頭痛、頭重感

主成分

Tacrolimus(タクロリムス) 0.1%

商品名(日本市場)

タクロリムス(ニプロ、ポーラファルマ、高田製薬)、プロトピック(マルホ)

メーカー

Glaxo SmithKline

参考サイト

商品説明は以下のサイトの情報も参考にしています。

タクロリムス(kegg.jp)


▶トップグラフ軟膏のヒリヒリ感をなくしたい。

アトピー性皮膚炎の症状の発生前後

トップグラフ軟膏(タクロリムス)を塗布すると、その部位に 灼熱感やほてりのような刺激があるようです。
これは薬効成分が吸収されているために起きる反応です。

この成分は皮膚から吸収される時に刺激やかゆみの元となる物質を作る神経に働きかけます。
その物質が大量に放出されるため使い始めに刺激を感じるようになります。

ですが、 使用を続けていると次第に刺激は感じられなくなります。
 ・かゆみの元になる物質が放出されつくすことと
 ・神経が慣れることで反応が弱くなる

のように、使い続ければ安心して継続できるようになります。

トップグラフ軟膏は週に2,3回の使用でも効果が出やすく、小児への使用はお体を考え使用回数を減らすなどの工夫がされています。
*ステロイド系は継続して毎日続けないと効果が出にくい点で異なります。

トップグラフ軟膏は以下のようなメカニズムです。
・有効成分であるタクロリムスの粒子は比較的大きい。
・このため、アトピー性皮膚炎の状態の角層の隙間が広がった悪い状態の皮膚には吸収されます。
・ですが、角層の隙間が狭い正常な皮膚からはほぼ吸収されない。(不要に体に影響しない)

このため皮膚への負担が少なく、皮膚が乾燥したり薄くなるといったことが起こらないとされています。

見た目がきれいになってきて、 かゆみも治まったからといって塗るのをやめてしまいそうになりますが、まだ皮膚の下では炎症が治まっていない可能性があります。もしこの状態で塗るのをやめてしまうと、また炎症をおこしてしまうかもしれません。塗る量や回数を減らすタイミングは医師から説明して貰うと良いです。

トップグラフ軟膏をマウスに大量塗布した実験で血中濃度が高くなり悪性リンパ腫の発生が高くなるという報告がありますが、人間が通常使用する場合はこのように血中濃度は高くなりません。
アメリカの臨床試験では悪性リンパとタクロリムスの因果関係は認められず安全であることが証明されています。
用法・用量を正しく守り安全にアトピー治療を行ってください。個人で使用される場合は、医師に相談して使用してください。

▶トップグラフは副作用の少ない安全な薬

副作用が起きる事は稀ですが、刺激や熱(ヒリヒリ)、かゆみ、赤みなどが散布部分に反応が出る場合があります。
通常、不要な箇所への使用、保湿クリームのような使い方はしないようにして下さい。


参考サイト

服用方法・副作用等の注意事項に感じては次のサイトも参考にしています。

医療用医薬品 : タクロリムス


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タグ: アトピー, 軟膏, タクロリムス, 非ステロイド, アトピー, 皮膚炎, Tacrolimus